【フィリピン・セブ】言葉を知って旅をもっと楽しむ!英語&セブアノ語の基本フレーズ

基本情報

はじめに

フィリピンの公用語はフィリピン語(タガログ語)と英語ですが、セブ周辺では**セブアノ語(ビサヤ語)**と呼ばれる地方言語も広く使われています。観光客向けの施設やレストランでは英語が通じることがほとんどですが、簡単なセブアノ語を覚えておくと地元の方々との距離がグッと縮まり、よりディープな体験ができるはず。ここでは、旅行で使える基本のフレーズをご紹介します。

フィリピンの言語事情

  1. 公用語:タガログ語&英語
    • 多くのフィリピン人は学校教育で英語を習得しているため、英語でコミュニケーションが可能です。
    • 首都マニラやルソン島周辺では主にタガログ語が使われます。
  2. セブアノ語(ビサヤ語)
    • セブ島やボホール島、ミンダナオ地方の一部を中心に話される地方言語。
    • フィリピン国内ではタガログ語に次いで話者数が多く、セブアノ語だけで生活している人も少なくありません。

基本の英語フレーズ

あいさつ & ちょっとした会話

  • Hello. / Hi.(こんにちは)
  • Good morning / afternoon / evening.(おはようございます / こんにちは / こんばんは)
  • How are you?(元気ですか?) – I’m good, thank you.(元気です、ありがとう)
  • Excuse me.(すみません / ちょっと失礼)

買い物・レストラン

  • How much is this?(これはいくらですか?)
  • Can I have the menu, please?(メニューをいただけますか?)
  • I’ll take this one, please.(これをください)
  • Check, please. / Bill, please.(お会計をお願いします)

道を尋ねる

  • Where is the restroom?(トイレはどこですか?)
  • Could you tell me how to get to ○○?(○○への行き方を教えてください)
  • Is it far from here?(ここから遠いですか?)

ちょっと挑戦!セブアノ語(ビサヤ語)の基本フレーズ

英語が通じる場面が多いとはいえ、少しでもセブアノ語を使ってみると、地元の方が喜んでくれることがよくあります。ぜひ旅先でトライしてみてください。

  1. 挨拶・自己紹介
    • Maayong buntag(マアヨン・ブンタッグ):おはよう
    • Maayong hapon(マアヨン・ハポン):こんにちは(午後)
    • Maayong gabii(マアヨン・ガビイ):こんばんは
    • Ako si ○○(アコ・シ ○○):私は○○です
  2. お礼やお詫び
    • Salamat(サラマット):ありがとう
    • Pasayloa ko(パサイロア・コ):ごめんなさい(許してください)
  3. 日常会話
    • Kumusta?(クムスタ?):元気?(タガログ語の“Kamusta”に近い)
    • Tag pila?(タグ・ピラ?):いくらですか?
    • Lami kaayo(ラミ・カアヨ):とてもおいしい!
    • Gikan ko sa Japan(ギカン・コ・サ・ジャパン):日本から来ました
  4. 道を尋ねる
    • Asa ang ○○?(アサ・アン ○○?):○○はどこですか?
    • Duol na?(ドゥオル・ラ?):近いですか?
    • Malayo pa?(マラヨ・パ?):まだ遠いですか?

実際に使ってみよう

  • ローカルマーケットや屋台
    • 値段交渉で「Tag pila?(いくら?)」と言ってみると、一瞬ハッとしてニコッとされることが多いです。
  • レストランやカフェ
    • 注文時やお会計の際に「Salamat(ありがとう)」と付け加えるだけで、距離がぐっと縮まるはず。
  • 移動中の何気ない会話
    • タクシーやGrabのドライバーに「Ako si ○○. Gikan ko sa Japan.(私は○○です。日本から来ました)」と自己紹介してみるのも手。

知っておきたいポイント

  1. 言語が混在している
    • セブアノ語とタガログ語、英語が混ざった「タグリッシュ」や「ビスリッシュ」と呼ばれる独自の言語混在も日常的に行われています。
  2. 発音の違い
    • 英語とは全く違った発音の単語が多いため、最初は少し恥ずかしさがあるかもしれませんが、現地の人は発音を多少間違えても温かく受け止めてくれます。
  3. フレーズだけでも大丈夫
    • 長い文章を話せなくても、単語や短いフレーズを伝えるだけで相手は喜んでくれます。度胸を持ってトライしてみましょう。

まとめ

英語が通じるセブですが、ちょっとしたセブアノ語や基本的なフィリピン語フレーズを覚えておくと、現地の方とのコミュニケーションが一気に楽しくなります。観光客が多いエリアでは英語オンリーでも問題ありませんが、ローカルな市場や小さなお店で“ありがとう”や“これいくら?”を現地の言葉で言うと、思わぬ笑顔やサービスが返ってくるかもしれません。

少し勇気を出して言葉の壁を越えると、セブの魅力が何倍にも広がります。次回のセブ旅行では、ぜひ今回紹介したフレーズを試してみてくださいね。Maayong pagbiyahe!(良い旅を!)

日本語英語タガログ語 (Filipino)セブアノ語 (Bisaya/Cebuano)
こんにちは/元気?Hello / How are you?Kumusta? (クムスタ?)Kumusta? (クムスタ?)
おはようGood morningMagandang umaga (マガンダン ウマガ)Maayong buntag (マアヨン ブンタッグ)
こんにちは(午後)Good afternoonMagandang hapon (マガンダン ハポン)Maayong hapon (マアヨン ハポン)
こんばんはGood eveningMagandang gabi (マガンダン ガビ)Maayong gabii (マアヨン ガビイ)
ありがとうThank youSalamat (サラマット)Salamat (サラマット)
ごめんなさいI’m sorryPaumanhin (パウマンヒン)Pasayloa ko (パサイロア コ)
いくらですか?How much is this?Magkano po ito? (マグカノ ポ イト)Tag pila? (タグ ピラ?)
どこですか?Where is ○○?Nasaan ang ○○? (ナサアン アン ○○?)Asa ang ○○? (アサ アン ○○?)

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